韓方・漢方・薬膳の美味しいお店やイベントについてあれこれ書いています。オーガニックや自然なものも好き。カフェや旅行・韓国語のはなしもあり。

韓国で人気の韓方茶カフェ ティーセラピーの先生の話を聞いてきました。

韓国で人気の韓方茶カフェ ティーセラピーの先生の話を聞いてきました。

先日神保町のCHEKOORI(チェッコリ)さんで韓国で人気の韓方茶の先生でもあるイ・サンジェ先生のお話を聞いてきました。
このイベントのことを全く知りませんでした。
当日の朝、韓方仲間と別件で連絡を取り合っていたところ、譲っていただくことができ奇跡的に参加することができました。
イベントを知ったときは満席だったのです。

 

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📖📕 2019.07.23 神保町のチェッコリさんへ。 イサンジェ先生のお話を聞いてきました。 朝、韓方仲間と話していた時にイベントを知りました。 急遽問い合わせ、奇跡的に出たキャンセルで参加出来ることに。 釜山大の韓方医で先生です。 仁寺洞や江南で、ティーセラピーというお茶のお店もあります。 東医宝鑑アカデミーという講座を日本でもされています。 まだ全課程は終えていませんが、お茶を通して韓方を学べるので、人気も高いです。 今回は事前アンケートを元に構成されたそうで、『気になっていたこと』が分かる内容でした。 日本漢方と韓方の違い、身近に韓方薬材になる植物はたくさんあることなど、とても楽しい90分でした☺︎❤︎☺︎ お久しぶりにあう皆さんも多くて嬉しかったです。

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韓方茶の講座 東医宝鑑アカデミー&ティーセラピー

今回お話を伺ったのは釜山大学の先生でもあるイ・サンジェ先生です。
私は一昨年から、韓方茶の講座である、東医宝鑑アカデミーに参加しています。
一年でベーシックから上級まで受講できるのですが、私はまだ上級は未受講で現在は中級まで終了しています。

 

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昨日はチェッコリでサンジェ先生の「韓方と韓方茶レシピ」というテーマでセミナーがありました。^_^ たくさんの方々が来てくださり、チェッコリがいっぱいになりました。 また、先生の話の段階で、通訳の前にすぐ反応が出るくらい、韓国語がわかる方が多かったです。とても興味深く聞いてくださり、参加者が一体になっているように思えました。^_^ これからチェッコリとのコラボで色々面白い企画ができればと思います。 その時にまた皆さんにもお誘いしますので、一緒にしてくださいね。^_^

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過去記事でも書いています。

東医宝鑑アカデミー

ベーシック&初級は座学中心ですが、中級からは実習が入ります。

先生のお話は楽しくてファンが多いです。
基本的なお話ももちろんですが、先生が本当にお茶を作ることが好きなんだ、ということを知ることができます。
ロースティングの方法も日々先生が試行錯誤している様子をお話してれます。
また、日本の道端にある韓方薬にもなる草花の写真を織り交ぜながらお話してくださるので
『身近なものが薬になる』
と改めて知ることができます。

しっかり韓方茶を勉強したいという方は東医宝鑑アカデミーの受講をお勧めします。
東洋医学の基本的な考え方も学べるし、毎回おいしいお茶ものめるし♪

それ以外にもティーセラピーとして、韓国観光公社のイベントや青山の国連大学で行われるお茶のイベントでもお茶を楽しむことができます。

東京で楽しめる機会増えているので、興味のある方はぜひ足を運んでみてください。

韓国で自分だけのお茶、ナマネ茶を作ってみたい方は
Tea Therapy 狎鴎亭本店
Tea Therapy 行廊店

コネストへ飛びます!

韓方と韓方茶レシピ

今回のイベントのテーマは韓方と韓方茶レシピについてでした。
事前に質問を募集していたらしく、その質問を講座の中に織り交ぜながら進められました。
まず、韓方に興味を持つと一番初めにぶつかる漢方とのちがい。

元は中国から入ってきた東アジアの伝統医学のことですが、発展の仕方が日中韓によって違うそうです。
また韓国で韓方という言葉が積極的に使われ始めたのが1980年代とのこと。
それまでは漢方のほうを使用していたそうです。
しかし、自国独自の発展や特徴を見直し、韓国の伝統医学は韓方に統一されていったとのこと。
このころから薬膳ということばもできて、人気が出たとのことでした。

中国から入ってきた東洋医学ですが、韓国では高麗時代半ばから朝鮮時代にかけて発展をしていったそうです。
(日本では室町時代から江戸時代)
1600年代にユネスコ世界記録遺産でもある東医宝鑑がホジュン先生によってまとめられました。
東医宝鑑は中医学の書物をまとめたものだそう。
そしてとても優れた書物だからこそ、中国での人気も高いそうです。

韓国のお茶は茶葉を使ったものよりも実や根、葉を使った茶外茶と呼ばれるものが多いです。
韓国薬を簡単に煎じたものを韓方茶と呼んでいるとのこと。
また韓国人にとってお茶とはいくつかの材料を混ぜ合わせて煎じることを意味するそうです。
韓方茶はブレンドされたものが多くありますね。
韓方薬と同じ材料を使って、食品や飲料として販売されているものもたくさんあり、生活に溶け込んでいる様子を画像でも見せていただきました。

これは、高麗時代は仏教が栄えたけれど、朝鮮時代になり儒教の影響でお茶の文化が衰退していったことも影響しているとのことでした。

また、18世紀に入って東医宝鑑を簡略化した書物が出版されたことにより、人気が出て民衆が使いやすい学問へ発展していったそうです。
そのころは韓国の民謡(でいいのかな?)パンソリで韓方薬を歌にしたものが流行ったそうです。
(イメージでいうと爽健美茶のCM)

そのころから薬令市などもたつようになったとか。
これは韓方薬のなかでも薬草が多く取れるので、山で取ってきて市で売っていたと話されていました。
また朝鮮人参などに代表されるように、補うための薬が韓方(ハンバン)の特徴だそう。
確かに、韓国では補薬が多くて人気がありますよね。
エキス剤や丸薬を韓国ドラマなどでもみかけますが、日本のエナジードリンクとは少し違います。
生活の中に韓方が溶け込んでいるのが、よくわかりました。


お茶とお菓子をいただきながら、お話を伺いました。

やっぱり強いぞ、おばあちゃんの知恵袋

イサンジェ先生は、韓方医としてお茶を研究されていますが、野山での薬草摘みはお母様にはかなわないそうです。
先ほども野山で摘んできたものを薬令市場で売っていた、と書きました。
でも、まず見分けることができなければ食用かどうかわかりませんよね。

この薬草はどう食べると美味しい、この季節のものを○○にいい。
実際に自生されているものについての知識はお母様のほうが詳しく、このような代々受け継がれてきた知識をどのような形で残していくのかが課題だというお話もされていました。

先生は韓方医として、お茶を通して健康に係っているけれど、お母様たちのような受け継がれてきた知識は形に残していかなければ廃れてしまうから。

日本も同じではないですか?と先生。

この話をきいて、1980年代から薬膳が流行りだしたこととも関係しているような気がしました。
それまでは、大家族で暮らしていておばあちゃんからお母さん、孫に伝えられていたことが形を変えているところもあると思います。
私が子供のころ、おばあちゃんにいわれていたことの多くは、季節を通しての暮らし方や食卓でした。
もちろん、そのころは全く理解できなかったのですが💦 ベースにあってよかったと大人になって思います。
田舎暮らしをしている親戚は山菜に詳しいですし。
暮らし方が変わってきているからこそ、見直したいことがありますね。

最後にウェルエイジングのお話を

最後に女性の多くが遅かれ早かれぶつかる更年期のお話について。
男性は8の倍数、女性は7の倍数ごとに体に変化が起こるといわれています。
そこで年齢を重ねるごとに感じる不調の対策にはエッセンスが必要だとのこと。
年を重ねるごとに乾燥が気になるようになります。
その時は、少し粘りのあるもので体の中の潤いをアップさせることをお話されていました。
例えば山芋、クコの実、アロエなど。
実際に少し粘りがあるものですね。

乾燥する=水分だけではなく、粘りのあるもので潤いを与え対策する。
お土産として山芋のお茶もいただきました。


韓国では山芋にヤクルトや蜂蜜を入れてシェイクのほうにして飲む!というお話をしていましたが…
韓国に住んだことのある友人&韓国人の友人は若い子はあまりやらないと話していました…
試してみたいとは思うけれど、勇気が必要です…

まとめ

韓方と漢方の違いについてなかなか理解できなかったのですが、少しずつつながってきました。
韓方は生活の中で発展していったこと、韓方茶は薬草中心(実・葉・根含む)中心であること。
また足りないものを補うことがおおいこと。

私が先生の好きなところの一つに『でも、日本にも同じようなものがありますよね?』と置き換えて話してくれるところです。
どうしても韓方=韓国にいかなくてはならないと思いがち。
しかし、自国の文化を大切にしながら韓方に繋げていくほうが実践しやすく環境にも合わせやすいですよね。

韓方の良いところとを日本の風土、気候に合わせて取り入れていけるようにこれからも学んでいきたいと思います♪

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