韓方・漢方・薬膳の美味しいお店やイベントについてあれこれ書いています。オーガニックや自然なものも好き。カフェや旅行・韓国語のはなしもあり。

自宅の庭でみつけた食薬たちー身近な薬草ネロリとタルレー

自宅の庭でみつけた食薬たちー身近な薬草ネロとタルレ

こんにちは、リョウコです。

このSTAYHOME中に気づいたこと庭仕事について書きたいと思います。

これが私が薬膳や漢方に興味をもった原点だと思ってます。

私が漢方に興味を持った理由

プロフィール にも書いていますが、私が漢方・薬膳に関心を持ったきっかけ2009年頃のようです。

春になると気になるどくだみの薬用・薬効効果

にあるように、春=どくだみを刈ること が大きいと思います。

庭があるので、花もやアロマに興味があり、ハーブの勉強をしたいと思っていた時期もありました。
ただ、社会人になりたての頃はハーブを習える学校があまりなく、フラワーアレンジを習っていました。
(仕事帰りにハーブの学校に通いたかったのですが、うまく見つけられませんでした。)
そこで、当時はフラワーアレンジを習い、ブーケやプリザーブドフラワーのアレンジを作っていました。
最近はあまりやっていませんが、一応ディプロマも持っています…💦

当時は庭の手入れが本当に嫌で、庭の雑草も伸び放題。
ただ、どくだみが『薬草』だと知ってから、少し庭の手入れが楽しくなりました。

イスクラ薬局のサイトにも紹介されています。

どくだみは排出、解毒の作用があるといわれています。
清熱作用があるので、赤くて痛いニキビや吹き出物にも効果があるといわれています。
私も学生時代お通じがあまりよくない時に、どくだみ茶を飲まされていました。
当時あったどくだみとはちみつのドリンクとか💦
今考えると身近にあったんだなと思います。
市販品なのでそこまで独特な香りはしませんでしたが、
庭のどくだみとリンクしてあまりよい気持ちがしなかったことを覚えています。

ニキビに悩まされることは少なかったのですが、私は虫に刺されやすく、あとが残りやすい体質。
そちらでの効果を実感することが多かったです。

どくだみの特性を知り、独特の香りはありますが、ホワイトリカーに漬けて手作り化粧水を作っていました。
(今思い返せば、手作り化粧品に凝っていた時期もある…)

ミカンとニューサマー(日向夏)の花でチンキづくりに挑戦

STAYHOME期間は家にいる時間も増え、庭に出る時間も増えました。
毎年この時期は、家にいないことがおおかったです。
梅雨の前になり、生い茂った庭にため息をつく日々でした。

しかし、今年は違います。
早朝(私は朝型なので、朝のほうが得意)に一時間程度庭にでて手入れをしています。
片付いていないことのほうが多いのですが、毎年見過ごしていたことに気づくことができました。

みかんとニューサマー(日向夏)のお花です。

アロマオイルではネロリという柑橘系のアロマオイルがあります。
ネロリ=柑橘のビターオレンジの花(日本ではだいだい)を水蒸気蒸留したものを指すようです。
1Kgの花から1gしか採れないので希少な精油の一つといわれているそうです。

友人のアロマセラピストに相談したところ、

広い意味では、みかんもニューサマーもネロリと近いはず。
違いをたのしんでみては?

とのこと。
そこで、今回チンキを作ることにしました。
薬膳でも柑橘系の生薬がたくさんあります。
少しずつ河野や作用が違うので、今回は実験であり、自家使用として作っています。

作り方をネットで調べたところ、ほとんどがドライハーブでの作り方でした。

 

作り方
【材料】
・ドライハーブ(ジャーマンカモミール)…約10g
・40度のウオツカ(または35度のホワイトリカー)…約100ml

【用具】
漬け込み用のガラス容器(200ml程度)、保存用の遮光ガラス容器、計量カップまたはビーカー、茶こし、日付ラベル(2枚)

1.熱湯消毒した漬け込み用のガラス容器にドライハーブを入れ、ウオツカを注ぎ入れます。

2.ガラス容器のふたを閉め、ドライハーブがウオツカによく浸るように振ります。日付ラベルを貼って、冷暗所で約2週間保管します。成分がしっかり溶出されるよう、1日に1~2回程度容器を振りましょう。

3.2のドライハーブを茶こしで濾し、保存容器に入れ替えれば完成です。日付ラベルを貼り冷暗所で保管してください。

enherb に作り方あったので、リンクと引用します。

私は生花なので、少し花を多めにしました。
本来はがくも入らないほうが良いのかもしれません…
実際にどんな風に出来上がるのか、今から興味津々です。


みかん


ニューサマー(日向夏)

花の大きさが違います。
ニューサマーのほうが花が大きい分、花びら中心になっているかな…

植物の成分を抽出するには、お湯で出る成分、アルコールで出る成分などに違いがあるそうです。
今回、私は50度のウォッカを使って漬けました。
ウォッカやホワイトリカーを利用すると食用としても使用できると知ったからです。
化粧水や外用のみなら、無水エタノールでもよいそう。

この辺り勉強したら面白そうだな…と思いました。

家の中に積んだ花を置いておいたところ、芳醇な香りが広がりました。
いままで、この香りに気づいてなかったなんてなんてもったいないことをしていたんだろう…
蟻や蝶は知っているのいうのに!!(笑)

春のナムルにも!野蒜(のびる)も収穫しました

そしてもう一つ。
庭に生えている雑草(もとい野草)ののびるも収穫しました。
私には身近な野草だったので、いままで食べることはしなかったのですが…
今回初めて庭ののびるを食べました♪

【満員御礼にて終了】新大久保で人気のチャカン食堂×ハンバンスタイル協会 春のスペシャルコラボ食事会

以前に、チャカン食堂の社長が作ってくれたタルレ(のびる)のヤンニョム和えがおいしくて…
3月ごろから、少しずつ伸びていたのですが、ネギのように蕾ができてきたので最後かと思いチャレンジ。

タルレムチム[野蒜(のびる)の和え物]

こちらを参考にしました。

実際に作ってみると成長して少し固くなっていましたが、美味しくいただくことができました。
他にも醤油漬けレシピなどもあって、韓国では春のナムルとして一般的なんだと改めて知りました。

【おまけ】
薤白(ガイハク)という食薬は、ラッキョウだと思っていたのですが、チョウセンノビルも含まれるようです。
またひとつ、庭で食薬が取れることを発見しました!

まとめ

ナチュラルガーデンとは名ばかりの自生の庭のお話でしたが…(詐欺レベル)

この時期、植物がどんどん生長する時期ですがそれに伴い、私も活動を始める季節(笑)
よって、季節の変化を見落としていたようです。

身近にあるものが薬になる。
季節とともに生活することは大切だなと考える時間になりました。

まだ梅仕事とどくだみ仕事が待っているので(笑)
楽しく続けていきたいと思います。

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