【大人の遠足】天空のバラ摘みから無農薬ローズウォーター作り体験

8月11日日帰りで小淵沢へ行ってきました。
今回はローズウォーターづくりができると知り、6名で日帰り遠足です。
SNSで友人知人が集まる形になりました♪

ローズウォーターを作りに行こう！という話になったけれど、実は飲料水としてのローズウォーターは知りませんでした。
飲料といえばハーブコーディアルのイメージだったので、ローズウォーター＝化粧水のイメージ💦でした。

5人で摘んだバラたち。
圧巻ですね。改めてみてもきれい！！

実際に体験して思ったこと…！！

私の憧れの魔女の生活のようだった！！（失笑）詳しくは↓

今回体験したバラ摘みはオーバーナイトセンセーションという品種です。
こちらのバラを温室から一人100輪程度摘み取り、八ヶ岳の湧水を使って蒸留させて作るローズウォーター。
食用にするものだから、もちろん無農薬です。
だから、自然のままの虫たちと共存しています。

ハチも害虫を駆除してくれるので、生活に支障をきたさない限り、ハチの巣の駆除もしないとのこと。
テントウムシもイモムシも共存しながら、バラを育てているとのことでした。
そして、バラのお世話は手がかかるので数日家を空けることもないそうです。

バラの花は美しいけれど、それだけ手をかけ愛情をかけて育てているんだなと思いました。
今回そんなバラたちを摘み取る経験はとても貴重だと思っています。
そのために育てているし、花芽を摘み取ったほうがつぼみの生長につながるとおっしゃっていましたが、
なかなかできない経験です。
バラに音楽を聞かせたとき、一番反応が良かったのが和太鼓だったそうです。
音楽に反応しているというより、振動に反応しているとのことでしたが、様々な研究も重ねられていて、
そのお話を聞けたのもよかったです。

ローズウォーターの飲み比べも。
今回摘み取り後日発送される、オーバーナイトセンセーションはローズウォーターそのものの

香りがたち、甘い香りがひろがりました。

試飲したゴルムハマディという品種は、6月ごろ露地で生育する品種とのこと。
こちらはのどを越えたあたりで香りが体中に広がるそんな味でした。
このゴルムハマディは露地栽培かつ、鹿が好物のため栽培も手がかかるとお話しされていました。
また、古くから西洋では薬として飲まれていたり、クレオパトラや西大后も好んでいたとのこと。
味の違いも楽しめてとても貴重な体験になりました。

ちなみに！バラは
女性ホルモンに似た効能あるため、アンチエイジングの効果
記憶力のアップ
抗菌作用など　多くの薬効成分も期待できるとのこと。
アロマオイルでもありますね。
そしてローズのオイルはバラの花多く必要なため、ほかのアロマオイルに比べて少し高価ですよね

バラの蒸留水はなじむまでに時間がかかるので2か月後に発送してくださるそうです。
一緒に研究をしている大学教授は2ヶ月ではなく、2年ほど熟成させたほうがいいといっているとのこと。
一つ一つ丁寧に作業されていることがわかり、到着がとても楽しみです。
摘み取ったバラが蒸留されて出てくる器には日付と自分の名前（3名分）が記されているので、自分で摘んだバラのローズウォーターが届くのもうれしい。

近くで湧水を汲み、この水でローズウォーターを作ります。

蒸留させるための器具ですが、国産は平賀源内が真似てつくったそう。

こちらでの体験は3時間程度でしたが、高原の空気を吸ってバラを摘んでとても贅沢な時間を過ごすことができました。

最後に、私が目指す魔女のようだ！と思ったのは、自然にあるものを手をかけて薬にしたり活用しているところ。
手間暇かかるし、時間もかかるけれど、長い年月をかけて研究をされてきて、薬としての効果もあるとのこと。
まだバラは生育のメカニズムが確率されていないんだそうです。
それだけの価値を感じながら、少し贅沢に飲むことができればその時間もとても有意義なものになると思います♡

日常に追われると難しいところもありますが、そんな余裕もわすれないようにしたいです。